VISION|ビジョン

浜田に対する問題意識

今、浜田に必要なことは、市民の「想像力」と「創造力」を育む環境整備です。

今後、一層「人口が減る」「高齢化がすすむ」という現象によって、財源依存は更に深刻化していきます。その課題を正確にとらえて、この先の未来をどう迎えるのか準備をしなくてはなりません。

未来はだれもわかりません。それでも、より大きいこと・多いこと・早いことだけを目指す社会から、あきらかに、小さいこと・少ないこと・ゆっくりなことといったものを見過ごさないようにする社会への変化はあらゆるところで出てきています。

こうした社会の変化に、浜田は対応ができているでしょうか。

まずやるべきことは、限られた資源を有効活用していくためのアイデアを集めること、それを活かし、試行錯誤しながら変化(成長)を自ら生み出していくことです。そこには、つながること、それぞれがもっている知識や技術を交換すること、そして地域らしさと世界最先端の融合を自由な発想で行うという姿勢が必要だと考えます。

まちづくりは様々なテーマが横断します。福祉のことだけ、産業振興のことだけで考えるのではなく、どうなりたいかという目標をしっかり持って、分野や業種の垣根を越えてあらゆる可能性を追求してみることが大事です。

「浜田をよくするためのアイデア」をまずは僕なりに考えてみました。
みていただいて、一緒に考える・話すためのたたき台にしてもらえたらうれしいです。

浜田をよくするための6つのアイデア

❶「子ども達のために地域に開かれた学校をつくる」

 浜田の未来をつくるのは、子ども達です。その子ども達の想像力・創造力を最大限に引き出すことは、私たち、大人が果たすべき役割の一つではないでしょうか。町にとっても、どういう教育が受けられるかはともても大切な要素です。

 給食の地産地消の推進や校庭の芝生化をはじめとする環境整備に加えて、たくさんの人や仕事と触れる機会の提供を通じて、ものごとを様々な視点で捉えるトレーニング環境が必要と考えています。また、学校を核にしてまちづくりを考えると、いろいろなものがつながりやすいです。学校と地域をつなぐ地域コーディネーターの配置を提案します。それによって、PTA活動を支援する仕組みづくりにも繋げたいです。

❷「知恵を交換・活用する学びの場をつくる」

 伝統工芸・芸能や特別なものづくりを支える技術だけでなく、特にシニアの方々がお持ちの生活の知識まで、市内には様々な「知の資源」があります。それはまちの資産とも言えます。このような、一人ひとりの市民がもつ力を見える化して、「まちの力」に変換する仕組みをつくります。

 学びたい・教えたいという意欲を講義という形に変えて、誰もが参加できる「市民大学」を設立するというのはどうでしょうか。個の成長とまちの成長を促す学びの土台として、浜田のすべてをキャンパスに、観光資源の発掘や政策づくりにもつながる場になることを目指します。

❸「最先端に触れられる公共施設に更新する」

 浜田市の人口が減る一因は、若者が進学・就職で市外に出ていったままになってしまうこと。若い世代が、この町での将来の暮らしや子育てを具体的に想像できる、ワクワクできるように環境を整えていく必要があります。

 例えば、市内には、スポーツ、福祉、芸術・文化機能を持つ多くの公共施設が存在します。これらを最大限に活用して、プロスポーツゲームの誘致やアーティストやデザイナーの招聘をしたり、また3Dプリンターやドローンなどの最先端技術に誰もが触れられる場づくりを積極的に進めます。

 行政が持つ資産は、民間が持つ知恵やネットワークを最大限に活用して、「経営」していくことが必要と考えています。

❹「企業・産業の成長機会をつくる」

 地方には「仕事」がないとよく聞きます。浜田市もそうでしょうか?浜田市内には約3,200の事業者があり、多くの企業は、人手不足の状態です。仕事はあるけど、働く人が確保できない。その原因の一つは、企業の情報や仕事内容が、仕事を求めている人たちに十分にあるいは正確に伝わっていないということが挙げられます。企業の情報発信支援やインターンシップのコーディネート支援の充実化を提案します。

 また、企業・産業の成長には、外部環境の変化への対応が求められます。企業の新分野・新地域進出の支援、異業種との接点づくり、専門家人材とのマッチングなど、企業の経営革新を支援する環境づくりを進めます。

❺「浜田との関係人口を増やす」

 浜田の宝の一つは、まちに大学や専門学校があることです。もっと学生と町がつながるといいなと思います。例えば町の中心部、商店街エリアにラボのような機能・施設があったらどうでしょう。そこに、若い大学生のアイデアを積極的に形にできるような聞き役やビジネスパートナーとなりうる人たちが出入りするような仕組みをつくります。

 また、市内の水辺を交流の場所として整えていくと景観的にも美しいまちになると思います。まずは「港」から。例えば、魚に加えて農産物や工芸品…其の土地の人達がつくるものに出会える名物マーケットなどを恒常的に開催するなど、市内外の人が多く繋がれる公園のような場所にしていきます。

❻「コミュニティの自力を高める」

 人が減ることで、できなくなったり難しくなったりすることがたくさんでてきています。医療や福祉現場はその最たるものです。これまで以上に、分野を超えて様々な課題に対応していくことが求められます。

 また、日進月歩で進む様々な技術を積極的に取り入れていくことが必要です。例えば、公共交通の自動運転化、水路をつかった小水力発電、行きたくなる防災訓練など、各地域で「自力」を養うアイデアを実践に移しましょう。NPOや地域団体とも協力をして、地域で活動する人材の発掘と育成をすすめて、強いコミュニティづくりを目指します。

みなさんのアイデアやご意見、お聞かせください。