35 公共施設の経営

【9/1~9/7】

こんにちは、三浦ひろきです。

先週末は、尾道自由大学の講義「島根美食倶楽部とめぐる、石見の旅 手しごと探訪編」のガイド役を務めました。
木曽、萩、神戸、東京、尾道から石見・浜田を訪ねてきてくださって、嬉しい限りです。
絹糸や和紙でランチョンマットもつくりました。
写真は盛り付けの一部ですが、それらがアクセントにも使われています。
食卓が彩られると、食欲も増して、会話も弾むもの。
ぜひ、みなさんも「盛り付けデザイン」を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
オススメです。

さて、9月定例会の一般質問を終えました。

今回のテーマは、「地域エネルギーの開発と民間活力の活用」でした。
浜田市でも、地産地消が推進されていますが、
この土地で生み出せるものは農林水産物だけでしょうか。
地域外に大きく依存している一方で、地産地消できるものがエネルギーです。

ガソリン、灯油、ガスなど資源を輸入することで、その購入費はどんどん地域外に出ています。
そこで再生可能エネルギーに注目して、浜田市は推進するのかどうかを尋ねました。

もう一つは民間活力の活用。
稼ぐインフラという視点を意識して事業をすすめるべきです。
民間のノウハウを取り入れることで、サービス向上や効率化が期待できます。
浜田市においてはどうでしょう。

質問内容と答弁(要約版)はこちら。
*三:三浦、執:執行部

三:地球温暖化対策推進計画と省エネビジョンならびに新エネビジョンの更新はどうなっているか?
執:省エネ・新エネビジョンは、地球温暖化対策推進計画に盛り込み更新する。
三:浜田市地産地消条例も期限切れ。農林水産物だけでなくエネルギーを含んだ見直しを。

三:コミュニティ活性化や産業振興(地域経済の循環)といった視点なども持って、地域にもたらされる利益の最大化を踏まえた庁内横断的なエネルギー政策の議論が必要ではないか?。
執:必要。地球温暖化対策推進計画策定においても庁内横断的な組織化を検討する。

三:住宅用太陽光発電システム設置補助事業はメンテナンス配慮もするべき。
執:地元業者に発注した場合の補助であり、その点も意識する。

三:公共施設建設における再エネ・省エネ促進の考え方は反映されているか。また、災害復旧や管路更新の際には、小水力発電の導入について検討価値ありと考える。そのための方針を示しておくべき。
執:あさひ荘では木質バイオマス(100%市内産)の導入により、電気代・燃料代の削減や地域経済の循環に貢献している。新設予定の子育て支援センター等の建設についても環境配慮する。

三:公共施設等の整備・運営を行う際に、官民連携による公共事業を提供する手法(PPP/PFI) の導入や、手法の選択についてはどのように検討されているか。民間委員も入った検討委員会の設置なども有効策。
執:事業規模などに応じてPPPのメリット・デメリットを踏まえ導入検討はしているが、現在は明確なプロセスはない。

三:業務も多様化するなかで、職員のスキルアップが求めれている。民間事業者との人事交流や庁内政策提案プロジェクトを積極的に取り入れるべき。
執:民間事業者との情報交換を積極的に行う。職員の負担を考慮しながら、能力開発に努める。

You tubeに近日様子がアップされますので、ぜひご覧ください。

すばらしい一週間を!

– 主な日程 –
3-6日:個人一般質問
5日:議員運営委員会
6日:議会広報広聴委員会
7日:本会議(議案質疑)、予算決算委員会、中山間地域対策特別委員会