【1/15〜1/19】
こんにちは、三浦ひろきです。
移動で電車に乗ったら、目の前に座ったのが久々に会う友人でした。
ラッキー。
さて、関東へ行っていました。
浜田の喫緊の課題として、子育て支援センターの建て替えやお魚センターの今後についての意見交換が盛んになっているということもあり、渋谷区の子育て支援センター(的な場所)や、神奈川県大磯町の港オアシスのお話を伺うというのが目的。
今号は会派でいった大磯町視察のお話です。
視察テーマは「ビジョンと事業づくりの連動性」で、神奈川県大磯町で地域のコーディネーター的存在の原大祐さんにご案内役をお願いし、行政や事業者の方々を訪ねました。
神奈川県西部に位置する大磯町は、「郊外から地方へ」という社会構造の変化の中で、実は我々と同じような課題を抱えています。
一方で、独自性が打ち出しやすくなったと、大磯の港を核にしたまちづくりを展開中。原さんは、その仕掛け人の一人です。
大磯には浜田と同様に港があり、そこで毎月開催される大磯市というマーケットは、一次産業の活性化だけでなく、町の賑わいを支える生業の担い手発掘や子育てやキャリア教育のフィールドとしても活用されています。
ポイントは、その源にある、「港を核にして住民の生活の質をどう高めるか」 という考え方。そのために、まずは港オアシスのエリアを広域に定義しなおしてい、街に港が溶け込んでいます。
そして、まちを支える明確な3つの機能を港にもたせています。
①マーケットをトライ&エラーの場所にして人材発掘と育成を行い、
②港をセントラルキッチンにして新鮮な食を提供し、
③周辺エリアはオープンスペースとして、市民の健康増進をはかる
見立てが大事ですね。
そして、観光振興の考え方(ビジョン)にも共感するところが多かったです。
・西湘を遊ぶ会の原さん。
「ローカル・ファースト。」
・大磯町観光課の磯崎さん。
「観光は、地域づくりにつなげるための手段。」
・熊澤酒造の茂吉さん。
「地元の人にいかにつかってもらうか 。」
観光は、交流人口をどれだけ生むか・生んだかという部分で議論されがちですが、域内の活動人口をどれだけ生むか・生んだかというところに主たる目的がおかれています。
観光は「お裾分け」だと考えています。地元に愛されて、はじめて観光コンテンツになる。私が「浜田をよくするアイデア」に掲げている、暮らしそのものを観光にするという考え方は、こことつながっています。
友人が浜田を訪ねてきた時に、つれていきたいところが少しずつ増えていくような変化を生み出したい。その小さな変化を見逃さず、バックアップする行政がある。官民の関係がそんな風にあるといいなと思います。
今回の視察でお会いした方々からは、そんなことを学びました。
寒くなりそうですね。
風邪などひかれませんように。
すばらしい一週間を!
– 主な日程 –
15日:視察@かぞくのアトリエ(東京都渋谷区)
18日、19日:会派視察@神奈川県大磯町
*三浦ひろきへのご意見、お問い合わせはこちら。
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【三浦ひろき市政報告会のご案内】
日時:1月28日(日)15:00ー16:30
場所:三浦ひろきの会事務所
(浜田市牛市町75 / coworking space enn)
内容:①12月議会報告 ②みんなで話す時間
テーマ:学校と地域社会との距離を縮める環境とは?
*ゲストスピーカーもお呼びする予定です。
たくさんのご参加をお待ちしています。