58 「老練」のすごさ

【4/18~5/10】

こんにちは、三浦ひろきです。

みなさん、大型連休はいかがお過ごしだったでしょうか。
「長すぎて休み方がわからない」という声を聞くこともありましたが、
僕は、インプット期間としていろいろなところへ出かけました。
6月定例会も控えていますが、今後の活動の中で還元していきたいと思います。

その中で1つ、ご紹介したい活動があります。
大分に行った際、たまたま立ち寄ったギャラリーで行われていた展示にうたれました。
北九州にあるRoren(ローレン)というグループの作品です。
デイサービスに通われている方々が、その活動の一環でつくられているものなのですが、
要支援・要介護ではあっても、ものづくりの知識と技術がふんだんにほどこされ、
かつ、かわいかったりかっこよかったりと、すばらしいものばかりでした。

僕は、90歳になられる上野さんという女性がつくられたものを買わせていただきました。

商品購入後に、プロジェクトディレクターを務める香月さんから(デイサービスでは作業療法士を
務めている)、「ぜひ作者にあてて手紙を書いてくださいませんか」と言われました。
ご本人に届けられ、それが作者のモチベーションにつながるのだそうです。

購入してくれる → 生活の中で使ってくれる → 社会に求められている

必要とされるってうれしいことですよね。

香月さんの役割は、お金を出してもきちんと買いたいと思う商品を生み出すちょっとした手助けをすること。
こうした存在(役割)が多くの場に必要だと思います。
そうでなければ、本当のフェアトレードは成り立たないからです。

そして何より、慣れている(すでに身についている)ことを上手に生かすということが、
活動に自然に入っていける大きなポイントの1つではないでしょうか。
無理は続きません。

時間をかけて磨かれた先輩たちの考え方、技術や知識は、
今の時代において再確認され、共感されているものだと強く確認した体験でした。

浜田においても、地域エネルギーの掘り起こしはまだまだできそうです。

今日5月13日(月)から16日(木)の四日間にわたり、議会報告会が開催されます。
たくさんのご参加をお待ちしています!

– 主な日程 –
29日:開府400年祭開幕前夜祭
30日:浜っ子春まつり(川越藩行列へ応援参加)
5月7日:議会報告会班長会
9日:専修大学リーダーシップ研修(講師)