74 最適な方法

【11/18 ~12/6】

こんにちは、三浦ひろきです。

あっとういう間に師走ですね。
先日、応急手当ての講習を受けました。
心肺停止から脳死に至るまで、4分。
救急車が到着するまで、8.8分。
救急患者を見つけた方の初動と応急処置が、
救命率や社会復帰率の向上には欠かせないということになります。
命にやさしいまちづくりは、医療機関、消防、市民が一丸になることからですね。

12月定例会が始まっています。
一般質問を昨日終えました。

今回取り上げたのは二点。
一つは、先に開かれた全員協議会において、整備案が示された歴史資料展示室について。
根拠が不明瞭、期待する効果をどのように生んでいくのかが未定のままに示された案では、
目的に賛同できてもその事業が果たして最適な方法なのか判断はできません。
一般質問の時間を使って再度たずねることにしました。

もう一点は、冒頭に触れた救急救命に関することについてです。
医療センター近くに暮らしていると、サイレンを頻繁に耳にします。
救急搬送件数が増えているという現状に触れて、その体制強化をどのように行っていくかたずねました。

以下、質疑応答の要約。

▶︎歴史文化保存展示室について
Q.整備目的にふるさと郷育の推進とあるが、関連事業の効果検証をまず行う必要がある。
その上で、本施設整備と期待される効果の根拠が示せるのではないか。
A.効果測定の実施を検討する。

Q. どんな活動を想定しているのか。
A. 案は、こども美術館へ併設する形で、主に子どもがターゲット。具体的な連携は今後検討。
Q. 事前検討すべき。早期に専門家を交え多角的に検討し、美術館との良質な共存の是非を判断いただきたい。

▶︎救急救命体制について
Q. 救命士が行える医療行為の範囲は拡大傾向にあり、養成が重要。
A. 目標38名に対し現在35名。薬剤投与などができる認定救急救命士含め計画的に養成していく。

Q. 搬送時間短縮にむけて、市内の道路状況改善に関する協議を関係部局と行っているか。
A. 傷病者の約9割を搬送するのが浜田医療センター。搬送路は、災害への強さが求められる。バイパスの出入口の車輌停滞については対応済。都市建設部との情報交換について、近年は実績はないが、必要に応じ協議を行う体制はある。

Q. HP上では、まちかど救急ステーションの設置箇所がわかりにくい。日本救急医療財団のアプリなど視認性の高い情報提供方法に改善するべき。
A. 同アプリを応急手当て講習時等に案内している。改善と周知に努める。


*AEDが設置され、心肺蘇生法が行える人がいる、まちかど救急ステーション

動画はこちら

今定例会議の会期は18日まで。
旧お魚センター改修における大型の補正予算案などが上程されています。
費用対効果や最適手法の採用について、しっかりと吟味していきたいと思います。

すばらしい週末を。

– 主な日程 –
20日:全員協議会、会派定例会
22日:一般質問通告、キャリアデザインプログラム@島大(講師)
25日:議会運営委員会
26日:議会広報広聴委員会打合せ
12月2日:本会議(議案説明)、総務文教委員会
3日:本会議(個人一般質問)
4日:本会議(個人一般質問)
5日:本会議(個人一般質問)、議会運営委員会
6日:本会議(個人一般質問)、議会広報広聴委員会