85 こどもの可能性

【6/8~6/14】


こんにちは、三浦ひろきです。

総務文教委員会では、「こどもの可能性を育む幼児教育について」と題し勉強会を実施しています。
8日は、島根県幼児教育センターからスタッフの方々にお越しいただき、
幼児教育の重要性と県下の取り組みについてお話しを伺いました。
議論の題材に、幼児たちの園での遊びの様子を動画で見ながら気づきの共有もしました。
こどもたちの創造力に驚きます。たのしいですね。

以下、質問してみました。

Q.こどもたちの日々の変化を見逃さないように、どのような工夫や取り組みをされているのか。
・異年齢時保育が推奨されるようになってきている。
・10の姿*に対する目標・計画をたてる。日案を職員室に貼って共有している。
・保護者にも地域にも変化を共有することが大事。見える化することが課題と考えており、いわゆるドキュメンテーションを実施している。
*「10の姿」:2018年4月に改定された文科省の幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領で重要なポイントとして位置づけられた。幼稚園、保育所、認定こども園共通の指針。


Q.県内には市独自で幼児教育アドバイザーを設置されているところもあるが、その効果は。高校の魅力化同様にアドバイザー設置に予算措置ができないのか。
・県からの派遣よりフットワークが軽い。離職のケア、地域に特性にあった指導ができる。
・国の支援メニューがあるが、県は上乗せをできない。それを活用するば市負担は少なくなる。
・市町村内の園数と費用対効果、保育士の確保難により、アドバイザー設置が進まない。

思考整理に大変よい勉強会でした。
今回を経て、さらにテーマを絞ったインプットが必要と感じています。
また、各議員それぞれの気づきを共有したり、意見交換を大いにすることで納得感を深めていきたいと思います。

教育改革は止まってはいられません。

さて、明日から6月定例会議がはじまります。
アフターコロナ、ウィズコロナという時代を迎えるにあたって、
まちづくりの考え方にも新しい要素を入れ込んでいかなくてはなりません。
施政方針(基本方針や政策についての姿勢)は予算編成時に示されるものですが、
大型の補正予算が組まれる今回の非常事態後にどう考えていくかを、今回の一般質問では質したいと思います。

<発言項目及び要旨>
◉これからの重点施策について
コロナウイルスによって人の移動は大きく制限され、デジタルコミュニケーションがあたりまえのものとして社会に根付いた今、働き方や産業の形、ひいてはまちづくりのあり方に大きな変化が訪れている。今後の市政に対する考え方について問う。

①これからのまちづくりにおける重要な視点を何ととらえているか。
②それに基づく重点分野(施策)をどう考えているか。
③財政計画への影響と見直しをどう考えているか。

以上。

雨の様子に気をつけてお過ごし下さい。
すばらしい週末を。

– 主な日程 –

8日:議会運営委員会、総務文教委員会
9日:新型コロナウイルス対策支援本部会議
13日:あいさつまわり、議会準備
14日:あいさつまわり、議会準備