【8/5~8/23】
こんにちは、三浦ひろきです。
先般、ご紹介したSDGsへの理解を深めようと開発されたカードゲーム「SDGs de 地方創生」。
研修で実際に体感して、「これはいい!」ということで、浜田で実験的に開催しました。
様々な立場の方々が集まってくださって、今後の普及活動にも期待ができそうです。
現実にある課題を認識するということがとても大事です。
目を背けるというより、関心がないというのが一番の課題で、
そのためにはやっぱり「かっこいい」とか「たのしい」要素を持たせるというのは有効な入口の作り方の一つだと思います。
今後もこうした機会をつくっていきたいと考えていますので、その際にはぜひご参加ください!
さて、5日に浜田市議会初の政策討論会が開催されました。
これは浜田市の議会基本条例にも記されているものなのですが、これまで開かれたことがありませんでした。
委員会ごとに重要な課題を選び、市民のみなさんに意見を伺い、それらを元に再度議論を深め、最後に議員全員で議論するサイクルの定着をイメージしながら、もちろん十分ではないですが、各種の取り組みがようやくつながりを見せてきたように思います。
このサイクルは、議員間討議がどれだけ行われるかというところがポイントです。
もっと対話することが必要です。
政策討論会に各委員会から出された提案書は以下の3つです。
総務文教委員会:高齢者の移動手段の確保
福祉環境委員会:認知症予防の強化と早期発見
産業建設委員会:お魚センターを中心としたエリアの活性化(公共施設の管理運営方法の
あり方)
どれも重要な課題。
具体策の提案もあり、興味深いものでした。
僕が所属している産業建設委員会は、港エリアに着目。
エリア開発の効果を最大化していくために以下提案しました。
– 概要 –
①港エリアのエリア開発ビジョンの形骸化→みなとオアシスの見直し
②新お魚センターと各事業のバラバラ感→地域HACCPの導入や関係者に求められる環境整備(製氷機導入など)
③魚価の下落→どんちっち3魚以外の魚のブランディング推進
④貿易業・漁業を取り巻く環境変化への未対応→水産振興ビジョンの見直し・明確化
⑤指定管理を含める民間活力の未活用→民間委託プロセスの最適化
お魚センターは、公設仲買人市場が移転し、商業スペースも加えてリニューアル予定ですが、
「観光施設でなく、市民が必要とする施設へのリニューアルを」「全体をコーディネートする人材が必要」などの意見がありました。
指定管理者の公募を目前に控えており、良い形での公民連携が図られるよう公募要件などのチェックも行なっていきます。
また⑤について、議長からは、お魚センターだけでなく、市の施設全てに言えることであり、全体的に議論すべきテーマと評価がありました。
個人的にも一般質問で取り上げてきたテーマなので、このように取り上げられたことは嬉しい限りです。
これも具体的な仕組みづくりと意識啓発の推進に努めていきます。
週末は、尾道自由大学の学祭としまコトアカデミー広島講座の説明会にゲストとして参加してきました。
浜田、石見、島根のことに関心を寄せてくださる方々に向けてPRの機会も大事にしていきたいと思います。
9月の定例会もがんばります!
すばらしい一週間を!
– 主な日程 –
5日:政策討論会
7日:総務文教委員会(傍聴)、自治区制度等行財政改革特別委員会
8日:福祉環境委員会(傍聴)、中山間地域振興特別委員会
9日:産業建設委員会
10日:SDGs ワークショップ
15日:下府町慰霊祭
19日:全員協議会、議会広報広聴委員会
20日:浜田地区広域行政組合議会定例会
22日:議会勉強会(コミュニティセンターについて)
23日:津和野町教育関係事業視察