【8/24~9/6】
こんにちは、三浦ひろきです。
8年前の事業開始から関わらせていただいている島根県の事業、しまコトアカデミー。
「関係人口」という言葉をいたるところで耳にするようになりましたが、
浜田出身の田中輝美さんの著書、「関係人口をつくる」では、
このしまコトアカデミーが題材に取り上げられています。
来月は恒例の現地訪問。
浜田にも今季の受講生がやってきます!
たくさんの魅力に出会っていただきたいと思います。
さて、9月定例会の一般質問を終えました。 今回のテーマは、「地球温暖化対策」と「こども美術館」についてです。
まず、「地球温暖化対策」。
異常気象による災害が増える中、その原因も温暖化によるものが大きいとされています。
原因となる温室効果ガスの排出をどう減らしていくか国際的な枠組みをつくることはもちろんですが、
自治体レベル・市民レベルでの対策・取組みがこれまで以上に求められています。
省エネや再エネの推進はその代表格ですが、この省エネや再エネを推進するポイントは、温室効果ガス削減に加えて、「節約」になるというところです。
浜田市で言えば、歳出軽減です。
今年3月に、浜田市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)*行政の取組みに対する計画 が策定されました。
この計画に沿った活動をしっかりと行っていただくために、計画の内容や現況について質問しました。
もう一つは、「浜田市世界こども美術館」。
同美術館は、1996年の開館以来、社会教育施設の一つとして大きな役割を果たしています。
僕はこども美術館の活動を応援しています。
ここを核に据えて、浜田だからできる子育て・幼児教育の環境づくりを設計していくべきだとも考えていますが、
現在検討委員会でなされている歴史資料館建設案の議論において、こども美術館との統合案があがっています。
施工費だけでない議論が必要ですし、こども美術館の機能が決して損なわれることがないように、
このタイミングで取り上げました。
質問内容と答弁(要約版)はこちら。 *三:三浦、市役所:市
▶︎浜田市の地球温暖化対策について
三:コスト意識がはたらくよう、削減目標を金額に置き換えてはどうか。
市:指摘の通り削減効果がはっきり出る。今後は施設ごとの燃料使用量を把握し、それをもとに目標を立てる。
三:温室効果ガスの削減方法は、具体的にどのように検討していくのか。
市:専門家に依頼して排出量の多い施設を優先的に省エネ診断し、既存施設の運用改善を図る。
三:学校教育施設や水道関連施設はまとめるとかなりの排出量がある。リースによるLED一括導入、初期投資のかからない太陽光パネルのリースなどは導入検討の価値があると考える。
市:いずれも有効策として参考にする。財源確保に努めたい。
三:地域経済を考慮すれば、地域で生産できる自然エネルギーの導入が有効策。エネルギーの地産地消推進を提案する。
市:地域内での経済循環を想定した仕組みづくりを研究する。
▶︎世界こども美術館について
三:世界こども美術館の活動をどのように評価されているか。
市:感性や創造力を磨く機会を提供する場であるとともに、創作活動を通じて家族のコミュニケーションをはかることもできる、浜田市にとって必要不可欠な施設。
三:収蔵品の内容と資産的価値はどれほどか。
市:ピカソ、クレー、マティスをはじめ、橋本明治、石本正の作品等、総額は約5億円程度。
三:展示スペースが少ない、劣化への配慮などの事情はあると思うが、上記作品の展示期間が少ない。資産活用の観点から、観光資源として捉えての活用方法など検討するべきではないか。
市:常設展の充実や貸し出しなどを検討する。
三:活動展開をどのように考えているか。
市:今後も体験型参加型の活動を中心として、子どもの造形感覚や感性及び創造力を育む活動を継続する。
三:歴史資料館の建設案の一つ「浜田市郷土博物館(仮)」は、こども美術館への機能統合案であるが、メリット・デメリットを含めた提案根拠や思いはどんなものか。
市:①効率的な施設運営ができる。 ②歴史資料館も子どもたちの活用が大きなテーマで、創作活動と資料展示を組み合わせた環境の提供ができる。 ③子どもたちが歴史資料にも興味を持ってくれるための仕掛けづくりに、こども美術館のノウハウ活用ができる。学芸員がいることも大きい。
三:前向きな新しい事業展開なら尚更、検討委員会でもきちんと示し、コスト面だけでなくしっかりと議論していただきたい。こども美術館はこの街にとって大切な資源である。これからも有効活用していただきたい。
以上
YouTubeでご覧いただけます。
今週も議会活動がんばっていきます!
よい一週間を!
– 主な日程 –
24日:尾道自由大学文化祭(トークショー)
25日:しまコトアカデミー説明会@広島
26日:議会運営委員会
28日:産業建設委員会
9月2日:本会議、全員協議会、議会報告会班長会
3日:一般質問
4日:一般質問
5日:一般質問
6日:一般質問*、広報広聴委員会
7日:しまコトアカデミー(メンター)