27 民泊新法対策は? 

【6/16~6/22】

こんにちは、三浦ひろきです。

天気のよい週末でしたね。
遠方から訪ねてきてくれたアメリカ人(千葉在住)の方が、赤瓦、青い日本海、そして深い緑の森のコントラストに、
「日本じゃないみたい、すばらしい。」
と連呼していました。
褒められるとやっぱりうれしいですよね。
大切にしたい風景です。
*写真は彼が撮影したものです。

さて、6月定例会の一般質問を終えました。
今回のテーマは、「観光と食育」。
観光とは「光を観る」と書きますが、浜田の光とはいったい何でしょうか、それをどう活かしていけるでしょうか。
観光振興の事業は、外向けの効果だけではなく、内向きの効果(地元を見直すという視点で)も大いにある、地域振興の一翼をになっていく大切なものです。

その観光における価値観は、「モノ消費」から「コト消費」へのシフトが顕著です。
こうした価値観の変化に対して、浜田市はどう考えているのかを問いました。

質問内容と答弁(要約版)はこちら。
*三:三浦、執:執行部

三:滞在をうながすためにどんな工夫をしていくか。
執:コンベンションや合宿の誘致に力を入れている。広島が主たるターゲット。
三:周遊観光の延長にならないように、地域文化を体感するコンテンツづくりが必要。広告効果の費用対効果については検証が必要。
執:ニーズの把握と導線の分析などが必要。ツーリズムの企画・発信にも取り組む。石見神楽の日本遺産認定を目指す。

三:住宅宿泊事業法の改正で、田舎ツーリズム登録者に移行負担が生じていないか?
執:移行手続きが煩雑なので、丁寧な説明が必要。
三:登録者の方々が今後も事業継続していただけるように、士業の方々に手続きをお願いし、経費の一部サポートをするなどの策はどうか。
執:(田舎ツーリズムを)継続的に行うことで、交流人口の拡大や地域活性化、移住につながる可能性が大きい。

三:インバウンド対策の実績はどうか?
執:広島市内にパンフレットを設置、HPの多言語化にも着手している。
三:旅行計画段階での情報へのアクセスが必要。プロモーション戦略を持つべき。
執:映像化、SNSの活用など行なって行く。
三:世界の旅行市場の6割は欧米人。日本、島根、浜田への来訪者がまだ少ない=可能性もあるということ。戦略的な事業づくりと実践が必要。

三:観光に「食」は欠かせない。食文化を大事にするには、子どもたちへの食育を積極的に行う必要がある。
執:公民館、保育園、おさかなセンターなどで魚食普及活動を開催。食生活改善推進員による、伝承料理教室などがある。学校給食でも提供。生きた教材と認識している。
三:浜田のことに触れてもらうことができる貴重な機会の一つ。給食センターの統廃合議論においても、地元のものを食べることについては、大切に取り扱いを。

You tubeに近日様子がアップされますので、ぜひご覧ください。

暑くなってきました。
熱中症にはくれぐれもお気を付けて。
すばらしい一週間を!

– 主な日程 –
18日:本会議(提案説明)
19-21日:個人一般質問
22日:個人一般質問、議会広報広聴委員会