25 みなとの役割

【6/2~6/8】

こんにちは、三浦ひろきです。

先日、祖母の法事で、お坊さんが阿弥陀経の一節を紹介されました。

「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」
「天上天下唯我独尊」

今の日本社会のキーワードの一つが「多様性」。
2,000年以上も変わらず唱えられるメッセージは大変に強いものですね。
また、その宗教観もまさに多様なのですが。

さて、8日に産業建設委員会の勉強会がありました。
仲買人市場と市役所担当課の方々と一緒に、公設水産物仲買売場の建て替えやお魚センターの土地建物の買取、ならびにそこへの移転可否などについて情報・意見交換をしようというものです。

港の賑わいづくりを・・・と節々にでてくるのですが、どんな賑わいをつくろうとしているのか、それがなぜ必要なのかを正確に共有しておかなければ、よいものはできません。

逆に言えば、共有できていれば、どんな事業が必要か、そこに必要な施設はどんなものかも浮かんできますし、その後の事業づくりも同じ方向を向いて進んでいけるものと思います。

先般、会派視察で伺った神奈川県大磯町での話を思い出しました。
浜田と同じ、みなとオアシスに認定されているまちです。

「みなとオアシス」とは、地域住民の交流や観光の振興を通じた地域の活性化に資する「みなと」を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取り組みが継続的に行われる施設として、国土交通省港湾局長が登録したものをいいます。 *国土交通省HPより

浜田の港エリアをどうするのかという部分が、そもそも大事だと思います。ここはこだわるべきです

ちなみに大磯町では、

・オープンスペース
・インキュベーション
・セントラルキッチン

という3つの役割を持たせ、港を町の中心に据えたまちづくりが展開されていました。

いろいろな事業者さんや事業がある中で、チームとしてエリアとして大きな力に変えていくための航海図のようなものが必要ですし、それをガイドしていくプレーヤーも必要です。
私も知恵をしぼってどんどん提案していきたいと思います。

また、忘れてはいけないのが、顕著な若者の魚離れです。
時間はかかりますが、地域の食文化を見直すことも含めた食育も必要な取り組みです。

昨夜は大きな鯵を焼いて食べました。
浜田はおいしいものがたくさんあって、幸せです。

すばらしい一週間を!

– 主な日程 –
8日:産業建設委員会勉強会