【1/2~1/14】
こんにちは、三浦ひろきです。
年明けからあっという間に2週間がたちました。
お正月に餅を食べ過ぎたせいか、体が少々重くなっている気が・・・。
3月に開催されるリレーマラソンに、同僚議員に誘われてエントリーすることになっていますが、
迷惑をかけないようトレーニングに励もうと誓う今日この頃です。
今、浜田市にブータンから研修に来られている先生たちがおられます。
同国における芸術教育の資質向上のために世界子ども美術館等で研修中。
みなさんにはおなじみのアンデパンダン展にも、ブータンの子どもたちの作品が展示されていますが、
このプロジェクトがご縁となっています。
*アンデパンダンとは、無鑑査・無褒賞・自由出品の美術展を指します。
そして、今回は教育庁長官のキンガ氏も来られているということで、今日はお話をきく時間をとっていただきました。
とても貴重な時間でした。
ブータンは、ヒマラヤ山脈東部にある人口70万の小さな国です。
GNH(国民総幸福量)という独自の尺度をつくり、
経済的でない精神的な幸せを追求する国づくりを行なっていることで世界的にも有名です。
そんな国でどんな教育システムが作られているのかとても興味がありました。
教科は日本とそう変わりませんが、ひとつひとつの授業の中で、
先生たちが自らGNHの考え方を取り入れて、かつ分野横断的に授業を組み立てているのだそうです。
先生たちの努力、すごいですね。
国を挙げて自分たちの幸せを追求する国、すばらしいと思います。
もちろん、経済発展というもうひとつのミッションとの整合性には、
関わるご本人たちも難しいところがあるとおっしゃっておられましたが、
それでも、ベースは精神的幸福の追求なんだと、強く締めくくられたのが印象的でした。
一度、現場を見てみたいものです。
そして改めて着目すべきは、世界子ども美術館の方々がそれをサポートされているということです。
本当に貴重かつ稀な僕たちの地域資源です。
こうした施設を幼児教育の核にどっしりと据えた仕組みづくりは浜田でないとできません。
県立大学の保育学科が浜田キャンパスにあったりすると、おもしろいことができそうだなって想像したり・・・。
ワクワクした時間でした。
一昨日は、旭中学校へ。
総務文教委員会の方々が、同校で行われている、協調学習×学校図書館活用教育×ICT活用教育の様子を
視察に行かれるというので、同行させてもらいました。
自分の担当を決めて関連情報を集め精査する→他担当者と情報を交換する→自分の考えを整理し発表する
というプロセスにみんなすっかり慣れていて、活発な議論にも感心しっぱなしでした。
レベルが高いです。
情報提供においては、司書の方のお膳立てがすばらしく、
こうしたスタッフ配置の拡充、Wi-Fi完備やタブレット配布などの環境整備がもっと進めば、
学習効率は上がるんだろうなと感じます。
関連予算の拡充に向けて応援していきたいと思いました。
明日からは産業建設委員会の視察で、西粟倉村(岡山)と岩美町(鳥取)へ。
こちらはまたご報告させていただきます。
では、すばらしい1週間を!
– 主な日程 –
2日:下府町新年互礼会
3日:成人式
4日:市民新年賀会
6日:消防出初式
11日:総務文教委員会視察同行(旭中学校)
14日:ブータン国教育庁長官との会談