50 やっぱり鯖が好き

【1/15~1/18】


こんにちは、三浦ひろきです。


昨日の広報広聴委員会後に上京しています。
今日はしまコトアカデミーの最終発表会。
受講生のプランをきくのが楽しみです。
本事業も7年を終えようとしています。
受講生の方々とはよい関係が今もなお続いています。
関わらせていただいてうれしい限りです。

さて、15日16日と産業建設委員会で視察へ出かけました。
岡山県西粟倉村へは、「ローカルベンチャー」の実態を探りに。

http://throughme.jp/
鳥取県岩美町には、JR西日本が行う鯖(お嬢サバ)の養殖事業始動の経緯や状況を伺いに。

https://www.westjr.co.jp/life/profish/ojou-saba.html

西粟倉村では、役場、旧影石小学校、元湯などを訪問しました。
各人のこうなりたい!が事業に出ていて、どれも楽しい。
「やってみてダメだったら元にもどるだけです。やらないという選択はない。」
という役場の方の言葉もエネルギッシュで印象的でした。
ローカルベンチャーのキモは、「可能性を疑わないこと」でしょうか。

〜メモ〜
・村内ベンチャー約30社→約15億の売り上げ
・森の学校(まちづくりの民間のパートナー)には村も出資100万しているが、あくまで民間の会社として扱う
・西粟倉の商品を納得して正当な価格で買ってくれる顧客づくり(関係人口的思考)
・近年180人の雇用創出=人口の1%
・空き家がない→BTO方式で、民間出資でアパートを建設
・役場は人的協力は惜しまないが、お金は出さない(出せない)
・ファイナンスを共同する など

岩美町では、養殖場を訪問。
外海と一切シャットアウトされた環境で育つ箱入り娘のお嬢サバ。
アニサキスはいません。
ポイントは、独自の土俵をつくることなのかなと。
養殖より天然がおいしいというレッテルを、天然より養殖が安全(もちろんおいしい)という部分に置き換えて、
消費者に安心感を与えています。
3月に初出荷されたようですが、鯖ブームも相まってなかなかお目にかかれない代物となっています。
食べてみたかった・・・。

〜メモ〜
・主に京阪神へ活魚運搬
・生食提供できる理由:
 ①水:地下海水(自然濾過)をくみ上げているので、虫がつきにくい
 ②稚魚:完全養殖されたものを受け入れるが、親魚も完全養殖しているので、外海からは一切遮断されている
 ③餌:主に魚粉 *2016年3月にオープン、その前は県の施設として研究される中で最適な餌が選定された
・7基のポンプで帯水層からくみ上げているが、水をどう確保できるかがポイント
・「地域共生企業となる」が目標。沿線の活性化事業を検討中に、県が養殖事業者を探していることを知ってタイアップへ
・管内の他養殖業と連携し全体でブランド化

浜田でも大変参考になるお話しでした。
考え方って様々。

では、すばらしい週末を!

– 主な日程 –

15-16日:産業建設委員会視察
17日:JICA島根デスクの方と情報交換(SDGsなどについて)
18日:議会広報広聴委員会