【6/24~6/29】
こんにちは、三浦ひろきです。
今日は1日、事務仕事でした。
とうとう梅雨入りですね。
今年こそはと除湿機を注文したら時すでに遅し。
「品薄で到着未定」という悲しい返事が届きました。
早めの準備を心がけます。
さて、みなさん。
最近何かと巷で耳にする「SDGs」をご存知でしょうか。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、
2016年に国連で採択された2030年までの目標です。
17のゴールと169のターゲットから構成されていて、日本も積極的に取り組んでいるものです。
僕がNGOで働いていた10年くらい前は、この前進にあたるMDGs「Millennium Development Goals(ミレニアム開発目標)」というのがあって、貧困や飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき8つの目標が掲げられていました。
これも国際目標です。
MDGsに新しい項目を加え、さらに「経済・社会・環境の調和を考えた持続可能な開発」という考え方が示されているのがSDGs。
何かを1つ解決すればOKではなく、全部を解決する思考で動かないと本当のゴールにはたどり着かないということです。
「日本の各地域が抱える課題も、世界が抱える課題と根本原因や構造が相似形であることに気づきました。
SDGsの考え方を理解することは地方創生にも役立てることができます。」
*SDGs de 地方創生のHPより
今回参加したカードゲーム「SDGs de 地方創生」を開発したチームの方々のメッセージです。
大変よくできたゲームで、まちを全体的に捉えることや、それらに対する向き合い方・対処の手法のヒントがたくさん散りばめられていました。
SDGsの考え方そのものですね。
少し、ゲームの解説を。
参加者は、行政担当者もしくは住民の立場で参加します。
僕は普段の立場とは異なる前者を選択しました。
それぞれに人口増加や経済活動などミッションが与えられます。
住民はアイデアと人材はもっているけど、お金がない。
行政はお金(予算が与えられる)はあるけど、アイデアと人材がないという状況が演出されている上で、
それぞれに足りないものを集めながらミッション達成にむけて事業実施を目指します。
事業実施に至ると、その効果が4つの指標(「人口」「経済」「環境」「暮らし」)に反映されていくのですが、
例えば、「保育・教育の無償化」という事業を実施した場合には、暮らしの指標が上がっても、経済の指標は下がる・・・
「大型ショッピングモールの誘致」を行なった場合には、経済の指標が上がっても、人口はそのまま・・・
といった具合に、なかなかうまくいきません。
ここで感じさせられるのが、様々な「分断」です。
「官民の分断」「縦割り組織の分断」「現在と未来の分断」「地域間の分断」「世代の分断」「ジェンダーの分断」などなど
*SDGs de 地方創生のHPより抜粋
うまくいかない原因って、本当にこんな感じのものではありませんか?
逆に言えば、この分断を取り除くことが、活動を進める1つの答えであるということに自然と気づきます。
ゲームが終わるころには、行政も民間もごちゃまぜになってミッション達成に向かって大盛況。
「嗚呼、まちづくりがこんな風にできたらいいのにな」と率直な感想をもって帰路についたのでした。
言葉では伝わりにくいことが、スーッと入ってくるツールというのは本当に便利ですよね。
このゲーム、浜田でできたらいいなと思っています。
こういうのを議員研修で取り入れてみるのもいいかもしれませんね!
ご関心持たれたかた、「SDGs」や「地方創生」そしてこのイベントについて検索してみてください!
おもしろいですよ。
すばらしい週末を!
– 主な日程 –
24日:本会議(個人一般質問)、議会運営委員会
25日:本会議(個人一般質問)、産業建設委員会、広報広聴委員会
26日:本会議(議案質疑)、自治区制度等行財政改革特別委員会
27日:総務文教委員会(傍聴)
28日:浜田市県立高等学校支援連絡協議会(傍聴)