63 改革よりも機能向上

【6/30~7/15】

こんにちは、三浦ひろきです。

参議院選挙も終盤。
投票を促すチラシやCMもいろいろと目にしますね。
毎日が投票日です。
棄権することなく、投票所へぜひ足を運んでください。

さて、ご報告に少し間があきましたが、6月定例会が4日に閉会しました。
承認2件、議案17件、同意1件、請願4件、発議5件。
僕は、請願1件「後期高齢者の医療費窓口負担の「原則1割」に継続を求める請願」に反対。
残りは賛成しました。

負担増を強いることは、できれば望むものではありませんが、
高齢者医療費の増加に伴い、国民皆保険制度を維持するために見直しはやむ負えません。
現役世代の負担が重くなっている点についてもあわせて考えなくてはならないという理由から、
反対としました。

各議案に対する賛否とその理由は、こちらからご覧いただくことができます。
各議員の考え方もわかりますので、チェックしてみてください。

先週は、議会広報広聴委員会で愛知県各市へ視察にいってきました。
訪問先と目的は以下の通りです。
・犬山市:市民フリースピーチ制度(議場で市民が意見を述べるイベント)
・小牧市:子ども議会(中学生を対象とした模擬議会)
・安城市:議会広報の工夫(HPのリニューアルとPR動画の制作)、子ども議会
・太子町:開かれた議場(議場の解放) *以下の写真はガラス張りの太子町議場からみた中庭。解放的で◎。

個人的には、犬山市議会の考え方や取組みが大変勉強になりました。

・改革よりも機能向上
・新たな市民との接点づくりとして、フリースピーチを実施(個人の意見が出しやすい環境整備)
・フリースピーチは議会報告会と一緒=広聴を議場でやっているだけ
・議案に対して意見をもらうのは難しいと判断し、フリースピーチとした
・議場は市民のための場所
・議会、行政、市民の三者での市政運営
・議員間討議=共通点を探す・確認するの推進

とにかく、市民から話を聴く、そして議員間で討議するというスタンスが全面に出ていて、
理想とする議会像に向かおうとする姿勢に好感を持ちました。

また、先般リリースされた、地元議員に自身の意見を伝えるアプリ、issues
市民の意見を客観的に集めやすくもなってきています。
よかったら、みなさんもぜひ登録をして、各設問にYES/NOしてみてください!
浜田市民の方が10人を越えると、その回答結果を議員が見ることができます。

議会として、こういうアプリの導入や、アンケートを実施するなども、
検討の価値はあるのではないかと考えています。

浜田市議会では、年2回の議会報告会と地域井戸端会議を開催していますが、
分担して各地域(会場)に出向くため、全員で意見・要望をきくことができなかったり、
参加者層に偏りがあって、女性や学生の拾えていない声が多いという課題があります。
現在行なっている手法の改善はもちろん、新しい取組みで、接点を増やすというのも有効な手段です。
また委員会に企画を提案してみたいと思います。

今は、中山間地域振興特別委員会の視察で高知から岡山へ移動のバス車中。
瀬戸大橋は今日もかっこよかったです。

すばらしい一週間を!

– 主な日程 –
1日:産業建設委員会
2日:予算委員会
4日:本会議(表決)、議会運営委員会、中山間地域振興特別委員会
7日:しまコトアカデミー
10-12日:議会広報広聴委員会視察(愛知県犬山市、小牧市、安城市、太子町)