82 お家にいましょう。

【4/7~4/23】


こんにちは、三浦ひろきです。

コロナ感染拡大による影響が日に日に大きくなっています。
とにかく、今はできる限り人に会わないこと、移動しないこと。
浜田市に感染者が出ていない(わかっていないだけかもしれません)からと、
安心している場合でないことは、他地域の状況を見れば明白です。
緊張感をもって日々過ごすことをみんなで意識し合いましょう。


まず、速報です。



コロナウイルス感染症関連での国の補正予算に係る浜田市の補正予算について、
執行部から臨時会議開催の打診がありましたが、議長団の判断により、
臨時会議を開催せず補正予算の専決を認めることとなりました。
予算提案の内容は、10万円の特別定額給付金(仮称)及び制度融資等についてです。
できるだけ迅速に給付をとの配慮によるものです。
給付についての詳しい情報は市のホームページからご確認をお願いします。
現在、コロナウイルス関連情報をまとめたページもできあがっています。

また、浜田市単独の事業については、5月臨時会議及び6月定例会議で提案予定となっています。

さて、14日に全員協議会が開かれて、市の対策が説明されました。
多くの議員から執行部の対応に対して厳しい意見がありました。
僕も思っていたことを言いました。

市長に対しては、以下の三点を。
①情報発信がされていない。正確、シンプル、新鮮な情報提供をすべき。
②危機感の低さから感染拡大対策が不十分。予防することの徹底すべき。
③できない=やらないではない。どうやったらできるかの知恵を出して動くべき。

発信元がわからない情報が飛び交う、不安が高まるこの状況への対策に、なぜこんなにも腰が重いのか。

加えて、議会に対しては、以下の二点を。
①議会基本条例にも記されているように、対策支援本部を早急に立ち上げ、議会対応を議論すべき
②参集を避けるために、ウェブ会議を推奨すべき

この翌々日の4月16日付けで、浜田市議会新型コロナウイルス対策支援本部(以下、対策支援本部)が設置されました。
会派代表制(少人数)で協議を進めていくことになり、僕も出席しています。(第一回は21日に開催)。
また、ウェブ会議の導入について、僕が所属する会派の協議で既に導入している実績をもとに提案もし、
可能な会議から順次導入していくことになりました(地方自治法で、採決はウェブ上では不可)。

浜田市議会においては、
①すでにiPadが議員全員に貸与されている
②すべての会議が動画配信されている(ウェブ上での情報公開)
③避難所等公共施設にwifiが整備されている

という環境が整っているので、他よりも導入ハードルが低いのです。
今この強みを生かさずしてどうするのでしょう。
市においては(これはどこの自治体も)、ウェブ会議をする環境はほぼ無いに等しい現状。
これまでの災害対策の理論では追いつかないことが溢れている中で、目的を見失わず大胆に対策を打っていかなくては、
傷は深まるばかりです。

また、対策支援本部会議では、議会として何ができるかを協議しました。
・市民の状況把握と市への提供。また、適切な対策の提案をすること
・執行部が迅速に対応できるよう柔軟な議会対応をすること(冒頭にご紹介した速報内容はまさにこれです。)
議員間で情報共有できるオンラインの仕組みを早期に立ち上げ、執行部へ伝えていく情報伝達の整理も行なっていきます。

以上のように、執行機関が新型コロナウイルス感染症対策を最優先で進め、落ち着いた市民生活が維持できるように努めていくことを確認しました。6月議会をどう運営するかは、連休明けに議長等が判断されることとなっています。

テイクアウトを始められた飲食店さんがこちらで紹介されています。

集まることを避けながら、お互いに応援しあって、この災害をのりきましょう。

– 主な日程 –

7日:自治区制度等行財政改革推進特別委員会
8日:会派定例会
10日:議会広報広聴委員会正副委員長協議
14日:全員協議会
21日:浜田市議会新型コロナウイルス対策支援本部
22日:自民党浜田支部役員会、会派定例会