59 自治区制度のこれから

【5/11~5/19】

こんにちは、三浦ひろきです。

先週行われた議会報告会には、8会場215名の方々にご参加いただきました。
前年度+83名、過去最高です。
本当にたくさんの方々からご意見を伺うことができました。
ありがとうございました。
お子さん連れの方が数名いらっしゃったようですが、やはり出にくい時間とのこと。
開催時間の工夫もちろん、そもそも年に二回というこのスタイルについても検証したほうがよいのではと思っています。
例えば、各常任委員会から一人ずつ公民館へ定期的に出向くなど、規模を小さく回数を増やすというのも1つかと。

「関わることを、おもしろく。」は僕のスローガンですが、
みなさんと議会との接点づくりにも積極的に企画提案していきます。

さて、自治区制度の今後について、執行部から最終案が示されました。
新制度においては、
・自治区長:役職は廃止。その役割は支所長や地域協議会が担う。
・地域協議会:現状を維持。
・支所:現状を維持。
・予算:地域振興基金は廃止。まちづくり振興基金内に中山間地域振興枠を設置(5年間で総額10億円)するなどで中山間地域対策を補完。
・その他:公民館をコミュニティセンター化。社会教育推進に加えて、まちづくりの拠点機能を付加する。

予算の考え方と公民館へのまちづくり機能の付加については大きな変更点ですが、それ以外は基本そのままです。
「自治区制度の廃止」というより「呼び方の変更」という方が正直しっくりくるように感じました。
個人的には、浜田自治区について現行制度のままという点には、まず大きな疑問が残ります。
地域協議会のあり方もそうですが、同自治区内の公民館の設置地域の再考については、コミュニティセンター化していく(役割が変わる)わけですから、整理が必要です。
自治区設置当時とは状況が異なってきていますし、改めて大所高所から地域活動支援のあり方そのものについて見直す必要があるように思います。

そして、こちらが何より大きなポイントです。
上記の変更に伴い、自治区設置条例を廃止して、(仮)浜田市協働のまちづくり推進条例を新設するとされていますが、
新しい制度への移行準備が十分でないことから、現行制度を1年に限って再延長をするというの最終案の結論です。

延長期間の終わりがわかっていて、なぜ準備ができなかったのか。
丁寧な説明ができていなかったため理解が得られなかったと答弁がありましたが、
きちんと振り返って、何ができていなかったのかを明確にしておかなければなりません。
再延長は1年と期限が設けられていますし、尚更その1年の使い方が大きくかわってくるからです。

・なぜ自治区制度を廃止するのか
・新制度に移行することで、これまで以上にまちづくりがすすめやすくなること
・どういう点においてそうなるのか などなど
当たり前ですが、わかりやすい説明が求められています。
結果だけでなくその理由、そこに至った経緯も伝えていただきたい。

浜田市のまちづくりの根幹ですから、委員会の場で丁寧にみていきたいと思います。

事務所に葦簾をかけました。
暑くなってきましたね。
みなさんも体調管理に気をつけられて、
すらしい一週間を!

– 主な日程 –
13日:視察対応(出雲中町商店会)
14日:産業建設委員会、議会報告会@三隅
15日:GO▶︎つくる大学運営審議会
16日:議会報告会@国府
17日:自治区制度等行財政改革推進特別委員会