【6/10~6/23】
こんにちは、三浦ひろきです。
先週末は、しまコトアカデミーの説明会でした。
国の地方創世施策の一つの柱にもされている「関係人口」という考え方の火付け役とも言われるこの事業。
島根県は8年前から取組んでいて、僕も第1期からメンターとして関わらせていただいています。
人口維持が必要な理由の一つは、活動量の確保です。
地域に関わる人をどれだけ増やせるかは、テクノロジーの導入と合わせて、
地方において大事な考え方の一つだと思います。
さて、6月定例会が始まっています。
一般質問は初日に終えました。
今回はタイムリーな事業を切り口に、2つのテーマをもって臨みました。
1つ目は、県立高校の魅力化事業について。
昨年の12月、事業着手したタイミングで一度取り上げましたが、
今年度から本格的に始動しているということで、現況を確認しながら今後の事業展開について質問しました。
島根県においては、地域に開かれた魅力ある教育課程の実現と表現され、
人材育成を重要な政策課題と位置付けて教育の魅力化事業を推進しています。
浜田市はようやく着手。
生徒獲得の学校間競争が強まる中、それぞれの学校ではどんな経験ができて、どんな将来につながるのか。
ここを明確にして見せることが、学校のブランド化です。
*島根県教育委員会「県立高校魅力化ビジョン」より
大学入試改革は来年にせまり、島根県では21年の高校入試の検討もされていると聞きます。
社会で求められる人材が変わっています。だから試験もかわります。
そこに対応した学校が求められています。
浜田市の教育大綱には、「次世代を担う人づくりを目指します」とあります。
市内の高校の取組も全面的にバックアップして、一緒になって考えていくべきではないでしょうか。
二つ目は、仲買人市場の移転や子育て支援センター建替を控えていることから、「公共空間の使い方」について取り上げました。
公共空間整備の考え方や手法は大きくかわってきています。
公共施設への再投資がより難しくなる中で、民間と一緒になって活用方法を考える機会が増えることは間違いありません。
事実、様々な公民連携の手法を用いて、新しいタイプの公共空間が生まれています。
使いやすく、かっこいいものが多い。
より市民が望むサービスを生み出すためには、
民間の力をもっと引き出せる仕組みを用意する必要があると考えています。
質問時の映像はこちらをご覧ください。
質問内容と答弁(要約版)はこちら。 *三:三浦、市役所:市
▶︎県立高校の魅力化事業に対する市の支援拡充を
三:県立高校の魅力化推進事業に進捗が見受けられない。市全体での同事業に対する意識醸成ができていないことに加え、整っていない推進体制が理由と考える。
市:現在の協議体に、地域団体や企業関係者、大学等の参画を得た組織改編を目指し推進力を高める方向であるが、各学校単位での構築も含め最適な形を検討する。
三:同事業推進のために配置されたコーディネーターは一人。期待する業務からも各校に一人ずつが適切であり、そのための予算拡充をすべき。
市:人を育てることは市の重要施策。小中学校から大人まで全体的な教育魅力化を考え高校支援に対する予算配分を検討する。
▶︎公民連携の推進による公共空間の利活用推進を
三:公民連携を推進するためには、指針だけでなく具体的な仕組みが必要。事業者に事前ヒアリングする手法(サウンディング、ウィッシュリストなど)を用いて、公募要綱を事業者目線で用意することも効果的と考える。
市:提案の手法は近隣自治体でも取り組まれているので、早速視察等を行い導入を検討する。また、公募準備の前倒しなどによる準備期間の確保についても内部協議する。
三:お魚センター跡に整備予定の新しい公設市場の施設運営(指定管理者制度を想定)は、機能配置も含めて今後選定予定の管理者の計画に基づくという認識で良いか。
市:仲買棟と商業棟があるが、商業棟は民間のノウハウをいかせるよう、事業者の自由提案としている。
以上
みなさんのご意見もお寄せいただけたらうれしいです。
新しい週がはじまりました。
寝冷えしたのか、ちょっと風邪気味です。
季節の変わり目、皆さんも体調にお気をつけて、
すばらしい一週間をお過ごしください!
– 主な日程 –
11日:一般質問通告提出、GO▶︎つくる大学打合せ
12日:自治区制度等行財政改革特別委員会、中山間地域振興特別委員会
15日:しまコトアカデミー説明会
18日:浜田地区広域行政組合議会全員協議会、GO▶︎つくる大学打合せ
19日:本会議(提案説明)、産業建設委員会
21日:本会議(個人一般質問 *質問しました)
22日:本会議(個人一般質問)