91 Society 5.0 

【9/1〜9/8】


こんにちは、三浦ひろきです。

大型台風の上陸は、大変こわいものでした。
九州の方では、かなり多くの方々が避難された様子で、怪我等が少なかったのはそのような対策が功を奏した部分もあったのではと思っています。
浜田市において、自主防災組織は、現在63(平成30年11月1日現在)。
それぞれの団体は、研修会や避難訓練などを独自に実施されています。
備えあれば憂いなし。防災意識をみんなで高めていきましょう。

9月定例会議における一般質問が終わりました。
市内高校に対して、浜田市はもっと関わっていくべきという考え方を、産業振興の観点から質問しました。

大学進学や就職前の3年間は生徒達にとって卒業後の社会との関わりを考える非常に重要な時間であるとともに、浜田市にとっても将来を担う人材に地元地域と向き合ってもらう非常に大切な時間です。
Society5.0(先端流通を活用して経済発展と社会課題の解決を図る社会)と言われるこれからの社会を意識した人材育成を、全市的に取り組んでいかなくてはならないと考えています。


*内閣府HPより


*内閣府HPより

以下、質疑応答の要約です。

三浦>
産業セクションは就職前の人材育成にもっと関与すべきではないか。就労体験(インターンシップ)を推奨する。しかし、生徒側・企業側の意向を踏まえた調整が大変。その効果を高めるためには、コーディネーターの設置が有効ではないか。県も課題を持っている。

産業経済部長>
中学校における職場体験への協力は行っている。インターンシップは重要。しかし実態として十分でないという認識。学校から依頼があれば協力する。県への要望も検討。

三浦>
浜田市内の中学校から同市内の高校への進学状況は、年々低下。江津は微増傾向、益田は高水準を維持。また、市内3校は定員割れの状況。要因を分析して重点的かつ戦略的な対策が必要。高校の魅力化と中学校の学力低下対策は必須。

教育部長>
生徒の進路希望が多様化していることや送迎の有無も要因。本人や保護者の要望に対してマッチしていない現状がある。多様な進路選択が可能となるような学力育成が必要。家庭学習については、タブレット端末の配布によって、紙からデータ配信への移行を検討中。宿題と授業を連動させ、自らの課題意識の醸成をはかる。

三浦>
授業において「情報の活用」を意識することが重要。デジタルストーリー、インフォグラフィックス、アニメ制作など様々なアプリケーションなどもつかって、より表現しやすい環境を整えていただきたい。

教育部長>
授業改善においては、ICT支援員とともに研究指定校による取り組みを支援する。教員・生徒のICT活用能力の向上に努める。

三浦>
変化する社会で鍵になるのは、コミュニティの力とテクノロジーの力。創意工夫と横断型のチームワークで人づくりを進めていただきたい。


市長>
一番重要な事は、一人ひとりが意識を持って自分が学ぼうという気持ちになることが重要。学校教育だけではなくて、地域も行政もその環境づくりに関わる必要がある。浜田市は地元中学生の市内高校への進学率が低い。原因を明らかにし、対応していかないといけない。

動画はこちらからご覧いただけます。

すばらしい週末を。

– 主な日程 –
1日:本会議(議案説明など)、全員協議会、議会運営委員会
2日:本会議(個人一般質問)
3日:本会議(個人一般質問)
4日:本会議(個人一般質問)、議会運営委員会
5日:しまコトアカデミー
7日:本会議(個人一般質問)、議会広報公聴委員会
8日:本会議(議案質疑)、予算決算委員会、会派定例会、自治区制度等行財政改革推進特別委員会
9日:総務文教委員会