92 議員定数について

先般の本会議において、議員定数変更に際してのの条例改正に関する議案が提出されました。

現在の24から22とする内容で、議員定数等議会改革推進特別委員会によって発議されたものです。各会派から選出された8名で構成される同委員会において議論が進められてきました。
19〜24の間で検討されてきましたが、最終的に委員会において一本化することはできず、議論を踏まえた委員長提案の22に賛成多数という形で案がまとめられました。

本会議においては、3名の議員が反対しましたが、賛成多数で可決。来年行われる選挙から22人となります。

私が所属する山水海においては、当初より22という数字を会派として提案してきました。
主な理由は以下の通りです。

・多様な考え方・意見の尊重
大幅な議員定数の削減によって地域の多様性が失われてはならない。特に、自治区制度が終わるこのタイミングでは配慮が必要。

・常任委員会数とその構成員数
常任委員会は現行通り3つを維持するべき。また、採決時に同数とならないよう、委員会の構成人数を奇数で考えると7人が適当。5人は少ない。よって、常任委員会3×7人+議長1=22。

人口減少が進む現状や、市民アンケートにおける議員の質等に関する厳しいご意見などもふまえ、議会の機能・規模について様々な角度からあるべき姿を議論しました。自分たちのことですから、正直難しく・厳しい時間でした。

定数だけでなく、議会改革は様々に行っていく必要があることを構成員の一人として強く感じています。

私は現在広報広聴委員会委員長ですが、この委員会は、議会としての広報広聴機能の強化を考え進めていく役割を担っています。
十分でないと指摘されている広報広聴を見直すことは、議会改革の一旦です。

次号の議会だよりから紙面が大幅にリニューアルされます。
また、10月からは議会だよりmini(ウェブ版)を発刊します。読者アンケートも始めました。
できることはやってみようと、委員全員で知恵を出しながら取り組んでいます。
こうした活動は市民のみなさまにも参画いただいて育てていくものだと思っていますので、ぜひご意見等お寄せいただければ幸いです。

以上、議員定数に関するご報告でした。